植物人間

日常的な範疇で、動物と植物の大きな違いは何かと聞かれたとき、自分の意志で動けるか動けないかということ以外に、雌雄の在り方が挙げられるだろう。学校で習ったままスルーしてしまいがちだが、僕たち動物からしてみたら、生殖器官を両方備えた個体など驚き桃の木山椒の木だろう‼そういう花々はたぶんほぼほぼおそらく大抵「自家不和合性」という性質を備えていて、それはつまり自分のおしべから出た花粉ではめしべにくっついても花粉管伸長ができないという性質のことなのだ。中には遺伝的に似ている花粉すら受け付けない植物もあって、とにかく全くの他人でないと受粉ができない、種ができない。この性質によって同じ種のなかでも遺伝的多様性が保たれているのである。

人間がこの性質を備えていたらどんなに居心地の良い世界になっただろうか、と想像する。男女の区別なく、”リソース”(異性)の奪いあいなく、性差別などなく、ホルモン量の違いもなく(労わりやすい)、同性愛の誹りを受けることなく、出会う人皆に対して柔和さがもたらされ、人間同士で無駄に争うこともなかったろう。性別によらず子種を宿すものは話し合いで決定し、皆身繕い、だれかれ構わず愛情を抱くことは第三者にとってなんら不快を生じさせない。全てが”自然”である。

 

…こういうくだらないことを言えるのが個人ブログのいいところですよね(⌒∇⌒)

こんな思い付きの突拍子もない話を他人にふるやつってのは当たり屋と変わんないですから笑

思い付きついでに言うと、ワンピースとかドラクエの世界とかって勇敢な少年一味の物語なわけだけど、ONE PIECEや魔王討伐などの最終目標があって、そこに至る過程なんかもログポースであったり村人の話であったりで明確に順序が決められてるから、それこそレールの敷かれた人生なのではと思えなくもない。