なぜ今の俺の生活が荒んでいるのかを書き残しておこう。

メタ的な意味で一番大きいのは、実現したい現実的な未来が描けていない事。それさえあれば、実現に必要な具体的なステップを逆算して割り出し、それを毎日こなしていくことにのみ熱中して、快活な生活を送れるはずだ。話が具体的でないのが、良い証拠。もうどうにもならないという絶望感ときっと何とかなるさという躁状態のスイッチングだけでその場を凌いで、分岐点に差し掛かる瞬間の直前まで目をつぶり続けて分析をしないもんだからいつまで経っても中学生みたいな精神性と度量のまま、穀を潰してる。

だからまず第一の処方箋は、自分で一から物語を作る練習をすることなのではないかと思う。ただ一つ問題なのは、目ばっかり肥えてるせいで、自分の手作りした作品に面白さを見出すことが出来ずに飽きちゃって、途中でうっちゃってしまいがちなことだ。いくら逃げちゃダメだと自分に言い聞かせて作品を書き上げたとしても、実際のところは興味を持っていないわけだから、そこからインスピレーションを得たり自分を奮い立たせたりといったような効果は望めず長続きしない。

俺の中で今確信めいていることは、自分の”作品”から活力を汲み出せるものこそ、真に意味のある活動足りえるということだけだ。

二つ目は金がないこと。